※だいぶ長いので読む方は注意してください。
はじめまして、コスモです。
6/24(土)に開催された第3回親皇杯中四国予選に参加してきました。
結果はまさかの優勝!予選も7-1で1位抜けという快挙!信じられない結果に家にあったデデンネのぬいぐるみを壁に投げつけて遊ぶという行為に。自分はダブルバトルがメインでシングルはとても苦手だったのですが、選出やプレイングがなぜか噛み合って勝ち続けることができました。
で、肝心の使用した構築なのですが
・構築の経緯
「メガガルーラが使いたいな」→対面構築って聞いたことあるしそれっぽいのを作ってみよう!
「ガブガルゲンって聞いたことあるけどz技を基本選出に入れてみたいな!」→ゲンガーout、ギルガルドin
「ボルトバシャスイクンって聞いたことあるけどドラゴンと悪の一貫を切れるフェアリー欲しいな」→スイクンout、カプ・レヒレin
「よし、じゃあ調整に入ろう!」
以下サークルメンバーとの会話
僕「メガガルーラってどんなのが強いの?」
「グンチ」「ホンチ」「ひみち」「メガサメハダーの方が強い」
僕「過去作技いるのか。面倒だし猫不意捨て身じしんでいいや!」
僕「ギルガルドってどんなのが強いの?」
「ゴーストz」「残飯」「メガサメハダーの餌」
僕「z使いたいしシャドボzで!」
僕「瞑想スイクン強かったからレヒレで同じことをしたら強いの?」
「強いよ」「zも残飯も強いよ」「メガサメハダーが勝てないからやめて」
僕「回復するの強そうだし残飯で!」
僕「いまのところ何が重いですか?」
「メガリザ」「メガボーマンダ」「メガサメ」
僕「スカガブ使うか」
僕「ゲンガーに好き勝手されたりミミッキュを上からワンパンできる役として何か欲しいな。そうだ!炎zバシャーモ使おう!」
僕「数値受け嫌だなー。あとシャドボzギルガルドいやすぎるしコケコも嫌だなー」
??「貴様にこのボルトロスを授けよう」
僕「!?」
・個別解説
メガガルーラ
いじっぱり(H212A252S44)
実数値:メガ前 207-161-100-x-100-116
メガ後 207-194-120-x-120-126
特性:きもったま
対面性能に特化したガルーラ。弱体化が何だってんだというような貫禄で敵をガンガン薙ぎ払っていったエース。環境ではグンチほんちが強いって聞いていたんですが役割破壊よりも高威力技でダメージレースに優位にたてるような技構成にしました。その理由が、サイクル戦になると自分の経験が少ないために負けにつながることが多く早めに試合を終わらせたかったからです。単純にねこすてみを押してるだけで勝つ試合も多く「ポケモンはeasy」と思いました。
こいつは強い代わりに対策はしっかりされると感じたので動かし方にはかなり注意を払いました。例えば相手にカバルドンやランドロス、ギャラドスがいるときはメガ進化せずに猫だましを打ったり、有利対面でも釣り交換気味に交換もしたりしました。効果はあって1度択を通すと残りは安定行動だけで勝利をつかむことが多かったって印象です。
努力値はSラインがよく分からなかったのでいっそのことムキムキにしてやろうということでHAに振りました。Sは残りで一応最速バンギ抜き抜きくらい。メガガルーラは強かった。
ギルガルド
最遅れいせい(H252C252D4)
実数値:シールド時 (167-70-170-112-171-58)
特性:バトルスイッチ
持ち物:ゴーストZ
技:シャドーボール・かげうち・どくどく・キングシールド
Z技が使いたいから採用した枠。こいつで相手1匹を倒して裏のガルーラガブリアスを通す。基本は初手に投げてZを押すだけ。リザードンとかドランは流石に引くけど、ガブとかランドロスは勝手に地震を耐えてくれるので突っ張っていた。(火力upはいないから大丈夫って聞いたから) 実際耐えて1匹持っていくし普通にゴリラだった。
基本はZを押しますが明らかな有利対面などは後ろのチョッキに数値で受けられたり相性で受けられたりすると途端にダメージレースが不利になるのでZを隠すことも少なくなかった。こいつもガルーラと一緒で使い方には注意を払った。あとポリゴン2もよく誘ったのでどくどくを採用したらすごく強かった。
努力値は何も考えずHCで、DL対策で残りをDに振って終わり。こいつも実質エース
カプ・レヒレ
ずぶとい(H252B176C44D12S20)
実数値:177-x-173-121-152-108
特性:ミストメイカー
持ち物:たべのこし
備考:
H 4n+1
D 瞑想の無駄をなくすための偶数
S 同速意識
C 1↑ムーンフォースで無振りテテフ確2、通常ムーンフォースで同テテフ確3
B 残り
すごくつよかった枠。上2匹だと数値で受けられるのが嫌でハメるために採用したポケモン。カプ・テテフもよく選出されたので少しCにも割いた。効果は別の場面で発揮され、無振りで使っていた時よりも削りが多くなるためガブリアスの全抜きルート作成に大いに貢献した。
よくポリゴン2が後出しされたが全部起点になり無残に散っていった。他にも低火力ポケモンのほとんどを起点にしたり草技がないことが確認できたナットレイを起点にすることもあり、島の守り神ではなく島の破壊神であることが確認できた。
このポケモンの詰ませ性能は尋常ではなく3タテすることも珍しくない。水Zが多いということもあり、型の読み間違えで試合が決まるのでとても怖いポケモンだと思いました。(守り神?)
ガブリアス
ようき(H60A196S252)
実数値:191-175-115-x-105-169
特性:さめはだ
持ち物:こだわりスカーフ
つよい。非常に強かった古代兵器。先述したレヒレ、ギルガルドで相手を消耗させて全抜きする。これまで重かったリザードンへの回答としても完璧な存在であった。構築全体でSラインがかなり低めのため自然とスカーフで採用された。こだわることでのデメリットを全く感じさせないスペックで改めて感動した。
唯一の失敗はどくづきを採用したこと。この枠はどくどくでよかった。実際に打つ技は全抜き要因であるので逆鱗、地震しかなく入れるなら受けをに負担をかけられる技にするべきであった。
Aを削っているのは、自分が別ルールで使っていた耐久のあるガブリアスが強いと感じたからです。実際に使ってみた時、削り要因がしっかりとしていたおかげで火力が過剰であったと感じたため先制技を少しでも耐えてほしくHを振った。調整の基準は無くきれいな16n-1にしておいた。スカガブ名人は良調整を教えてください。
今度はゴツメガブ使おうかなとか思ってます。レートの守り神、カプ・リアス
バシャーモ
いじっぱり(H28A252S228)
実数値:159-189-90-x-90-129
特性:かそく
持ち物:ホノオZ
始めはアッキウルガモスだった枠。ミミッキュに対し受け思考で構築していたためなかなか勝てず、「それなら上から消し炭にしてやろう」ということで採用された。これのおかげでオニゴーリが出てきにくくなったのもgood。Hが少し振られているのは珠で使っていたのを採用したから。(ASぶっぱでも問題ない) ナットレイが苦手なので炎枠が欲しく、かつヘラクレセドランを単体で解決してくれるので偉かった(当たったことない) 剣舞Zフレドラの火力はどこかの村のゴリラを彷彿とさせた。
<ウッホホウッホーwwwwwww
( ˘⊖˘)。o(….
そういえばクレセリアってゴリラドライブを受けきれずバナナであることは有名ですが、バシャーモの剣舞Zフレドラも受けきれないということはもう1つ上のランクのバナナにしても問題ないのではないか?(バシャーモって鳥だしバナナではない可能性?)
自分はダメージレースで勝つために炎Zでゴリラを採用したことのですが、これが予想外のメリットを生んでいたらしいです。それが真皇杯後の質問で、
「あのバシャーモってバトンですよね!」
(....バトンを考えていなかったなんて絶対に言えない)
決勝戦で戦った相手かつサークルの先輩であるショウさんと話していると、ガルレヒレボルトの並びにバシャを入れたバトン構築が広まっているということを聞きました。で、シングルのことはよく分かりませんがバトンを警戒すると選出が変わることがあるって聞いて構築の段階で相手を欺けた可能性があったのが高い勝率につながったのではとないか考えたんですがどうなんですかね?(本当にわからない)
ただ、バトンのことを聞いても剣舞を採用した理由はちゃんとあるのでこのままの方がいいと思います。後述のボルトロスも含めて。
ボルトロス
おだやか(H196B4C100D180S28)
実数値:(179-x-91-178-135-125)
特性:ちくでん
持ち物:バンジのみ(混乱実)
技:10まんボルト・めざパ氷・悪だくみ・きあいだま
備考:
D 特化ギルガルドのシャドーボール2耐え、コケコのマジカルシャイン(めざ氷)全て最高乱数以外3耐え、特化メガボーマンダの流星群を高乱数2耐え(その後きのみ発動)
S 準速ガッサ抜き
C 2↑10まんボルトでコケコに75%程度、6↑10まんボルトでH振りメガフシギバナ1発
偶然作り出してしまった怪物。とあるブログで見つけた穏やかレボルトで特殊ギルガルドを食べてしまう偏食家。おだやかHDにしてるせいでガルドはもちろんコケコを含む電気タイプ全般、ポリゴン2および低速低火力すべてを起点にしてしまう。コケコに至っては木の実含めて4回耐える。(乱数次第では5回耐える) ヒートロトムなども無理やり起点にして悪だくみを積む。Cがあまりないメガフシギバナからもヘドロ爆弾は2耐えは確定で木の実で3回耐える。こいつで3タテするということが平気で起こる。
当初はSをほぼ振ってないため上から物理で倒されて終わると思っていたがどのパーティも遅く、受けよりなパーティが多く刺さりまくりであった。こいつを採用する理由が電気の一貫を(ガブ含め)切り、じめん無効であり補完も完璧だった。レヒレとの相性が素晴らしく、レヒレボルト+1の選出がとても多かった。自分が悪だくみからスタートするから相手は悠長な行動であると判断するため、そのまま突っ張ってきて餌食になることしか起きず、すごく楽しかった。(ポケモンはeasyW)
真皇杯準決勝で会場で配信されている時きのみが発動した瞬間はデデンネのぬいぐるみを壁に投げつけたいくらいうれしかったです。(ンネー!!
・感想とか
流れに乗って構築を組んでいたらすごくきれいな並びになって色んな構築に対して優位に戦うことができた。twitterで素催眠ゲンガーがうんたら~でパーティがサイクルよりになったって見たことがあったので、それがレヒレ、ボルトのガン刺さりの要因になったのかな?シングル初心者なので、「なんでここはこうなっているの?」とか「環境のこいつはどうなの?」とかあったら言ってください。
↓試しにレートに潜ってみたら
真皇杯ではシングル強者の方々からも「すごい!」などの賞賛の声貰ってとてもうれしかったです!これからはシングルバトルにもまじめに手を出していこうと思います。とりあえず今は真皇杯に向けて新しく構築を考えるのに専念します。
初めてのポケモンの記事で興奮してめちゃくちゃ長くなりましたがここまで読んでくださってありがとうございました。
おわり